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神崎詩織1st写真集『reborn』 価格: 3,150円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 キャッチコピーには「今までに見せた事の無い。…云々」等々の常套句でセクシーな部分を結構強調しています。確かに衣装的には結構頑張っている部分は有りますが、被写体の外観(体型・顔立ち)から「爽やかさ」がかなり強調されており、セクシーな部分が余り感じ取れない内容でした。写真的には妙に凝ったアングル・コントラスト・フォーカスを採らないショットが多くすっきりとした感じを受けました。
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残り香 (幻冬舎アウトロー文庫) 価格: 520円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 現時点で作者唯一の長編小説にして男性が主人公の物語。その触れ込みに誤りはないが、男性主人公に与えられている役割は、自らが物語を動かすというものではなく、個性豊かな女性たちの魅力を、それぞれの関係から存分に引き出すことにあるように感じられる。美しいもの、破滅的なもの、甘美なもの、背徳的なもの、形は様々であるが、主人公と女性たちの間の関係が実に生き生きと描かれており、いずれについても実にせつない気持ちにさせられるのが面白い。 |
くちづけ (幻冬舎アウトロー文庫) 価格: 520円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 バラエティに富んだ短編集になっていて好感をもった。末期がん病棟という究極に重たい環境を官能的な描写を効果的に使うことによって表現し、人間の残酷さと優しさを重ねて見せる「ナースコール」、一転してコミカルなタッチで、女性専用車両に紛れ込んでしまった男子高校生の苦境(これを悲劇と見るか喜劇と見るかは難しいが)を描く「女性専用車両」、最後に、主人公の女子高校生の、神の目とも言いたくなるような冷静な強い眼差しが、愛を求める男の生き方を観察していく「くちづけ」、3作品いずれも工夫を凝らせたものであり、じっくり読むに値する小説だと思う。完成度としては「ナースコール」が最も高いと思うが、これ以外の2作品も捨 |